先日、青年教師会という青年僧の会の活動として、地元の駅にて能登半島地震の災害支援のための街頭募金活動をしました。
雪がちらついていたこともあり、人通りは決して多くありませんでしたが、想像以上に多くの方が募金に協力をしてくださいました。
学生服を着た十代の女子高校生、若い青年、小さな子供を連れた家族、スーツを着たビジネスマン、駅で仕事をしていた清掃員さん、年配のご夫婦。
中には、
「さっきは少なかったから」
とわざわざ戻ってこられて、二度も募金に協力してくださった方まで。
小さな子供からご年配の方まで、本当に多くの方が募金箱の中に義援金を入れてくれました。
「少しでも被災地の方のために」
このようにして集められた義援金には、単に「お金」ということだけではなく、被災地の方々に対するお見舞いの気持ちや励ましの気持ちも共に込められているとことだと思います。
こういう物に込められた「プラス•アルファの気持ち」
これは、科学では証明することのできないものであり、目に見えないものです。
今の世の中は、何でも科学で証明できることばかりが重んじられがちですが、私たちはこういう「目に見えない人の想い」に励まされたり支えられたりすることも多分にあるのではないかと思います。
今回の街頭募金活動を通して、本当に多くの人が被災地のことを思っているのだということを肌で感じました。
きっと他の地域でも、多くの人が今回の震災のことに心を寄せていることでしょう。
義援金やさまざまな支援物資を通して支援しようという人たちの想いが少しでも被災地の方に伝わればと思います。
募金にご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました。